全国本部/事務・システム部門
全国域総合職
MISSION
ITの力で、
日常の業務に
イノベーションを。
Interview 07
YUMA deminami
Interview 07
全国本部 情報システム部
業務共通第二グループ
出南 悠真
(2013年入会)
保険業界を中心に就職活動。その中でJA共済連の理念や、使命感を持って働く職員の姿勢に共感して入会。「共済事業を支えていく上で、ITはますます重要度が増していく」と考え、システム開発部門を志望する。
仕事相関図
引受審査部門
システム化する業務要件に関する意見の収集・調整を行う。
システム開発ベンダー
要件の整理や課題を検討し、システムの設計やプログラミングの作成などを依頼する。
システム部門
関連システムのアプリケーション開発部門やインフラ、システム運用部門とシステム開発作業における調整を行う。
全国で20,000人以上が利用する
システムの開発プロジェクトをリード。
ひと・いえ・くるまの共済をご契約いただく際の「引受審査業務」をバックアップするシステムの開発を担当しています。全国のJAや引受センターで20,000人以上の担当者が利用するシステムであり、年間300万件におよぶ引受審査の更なる“適正かつ迅速”な処理を可能にするシステムを目指して、日々検討を繰り返しています。
新たなシステムの開発は、実際にシステムを利用する引受業務部門の意見収集から始まります。その意見をシステム部門内や関連部署と検討を重ねて整理し、スケジュールや費用対効果、経営戦略上の優先度など多方面から分析した上で開発要件を決定。その後、システム開発ベンダーや協力会社と設計を進め、リリースに向けて開発・テストを繰り返していきます。多くの関係者とコミュニケーションを密にとり、プロジェクト全体のマネジメントを行うことで、そのプロジェクトを成功に導くことが私の役割です。システムをリリースするまでに2年以上かかる長期プロジェクトや、総勢100人以上が開発に関わる大規模プロジェクトの司令塔として舵取り役を担えることに大きな醍醐味を感じています。技術革新のスピードが加速し続けるなかで、どの技術を取り入れることがJA共済事業にとって効果的なのかを見極め、“最適解”を導き出すために苦慮することも多々ありますが、難しいからこそ、挑戦しがいのある業務です。
開発を進める上で、最も重要なことは何か。
「判断軸」ができた3年目のプロジェクト。
入会当初はシステムに関する知識は全くなく、当然業務に対する不安な気持ちもありましたが、2ヵ月間のシステム研修やOJTの先輩職員からの指導によって少しずつ知識と経験を身に付けることができました。自分の成長を最も感じたのは、3年目の時に担当した新規開発プロジェクト。これまで書面で行われていた引受審査の事務手続きを「ペーパーレス化」するシステムの開発を任されました。関係部署から上がってくるさまざまな要望に対して、開発スケジュールやコスト、費用対効果などを踏まえた取捨選択を迫られるなど、プロジェクトの舵取り役として難しい判断を求められる局面が多くあり、当時の私にとって、このプロジェクトの遂行は極めて高いハードルでした。私の判断でシステムの要件や仕様が決まり、プロジェクトに関わる数十名の担当者が動きだすため、「本当にこの“判断”が正しいのか?」と常に自問自答を繰り返す毎日。そんな悩みを抱える私に上司からひとつの助言をもらいました。「実際にシステムを利用する全国の担当者のことを最優先に考えなさい。そこを妥協したシステムを開発してはいけない」。一番重きを置くべきことに気づかされた瞬間でした。そこからひとつひとつ判断を積み上げ、全国の担当者のことを第一に考えたシステムを完成させることができました。若手でありながら要件定義からリリースまでのプロジェクト全体をけん引する経験を得たことで、システムを利用する担当者が求める理想のシステムを開発するための「自分の判断軸」を明確に作り上げることができました。
「ITでもっと効率化できるんじゃないか」と、
自ら気づいてもらうために。
システムのリリース後は、全国各地から「業務効率が格段にあがった」といった声が数多く届きました。JAの事務手続の負荷が軽減されれば、その時間と労力をご契約者への訪問活動などにあてることができ、さらなる安心と満足の提供につながります。システムを利用する担当者が“使いやすいシステム”を開発することは当然ですが、それ以上に、システムの先にいるご契約者のことまで考え抜いた“期待以上のシステム“を開発することが、これからの私の使命だと考えています。
ITに携わる私たちの業務は、他の部門の職員にとっては、専門的でわかりづらいものかもしれません。しかし、業務上の課題の解決において、IT技術の活用は必要不可欠である以上、職員一人ひとりにその有用性や必要性をより正しく理解してもらうことが非常に重要であると考えています。その理解があれば、「この業務はITでもっと効率化できるんじゃないか」と、各部門での“気づき”につながり、より良いシステムの導入が加速していていくはずです。そのためにも今後取り組んでいきたいのが、部門の垣根を超えた理解浸透の機会づくり。IT技術にかかる研修会や情報共有の場を設けるなど、積極的に情報発信することで、より多くのイノベーションを日常の業務に起こしていきたいと考えています。
キャリア
2013年 |
入会。全国本部 情報システム部 業務共通第二グループに配属。帳票印書や医的審査のシステム改善対応を担当する。 |
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2014年 |
「ひとの保障」の契約手続にかかるペーパーレス化プロジェクトに参画。先輩職員とともに新システムの開発に携わる。 |
2015年 |
ペーパーレス化プロジェクトの中で本人確認の新システムを担当。メイン担当としてプロジェクト管理を行う。 |
2017年 |
「くるまの保障」の契約手続にかかるペーパーレス化プロジェクトに参画。先輩職員から新システム開発を引継ぎ、より大きなプロジェクトの管理を担当する。 |
2018年 |
各種新プロジェクトやシステムの改善対応を担当。大小含め8つのプロジェクトに携わる。 |
仕事終わりや休日は、
スポーツ観戦で思いきりリフレッシュ!
よく観戦に行くのは、野球かプロレスが多いです。所属グループのメンバーには野球好きの方が多く、ゲームの勝敗などの話題でよく盛り上がります。年に数回は一緒に球場に行って応援し、日頃の業務を忘れてリフレッシュしています。個人的に優勝を待ち望んでいるのは、ヤクルトです!