MISSION
共済に安心して
加入していただくために
公平・公正な審査を実現。
Nami Nakamura
全国本部/
引受審査部門
全国本部 業務部
生命契約グループ
中村 菜美
(2015年入会)
金融業界を中心に就職活動を行っていたところ、大学で開催された合同説明会でJA共済連を知る。利益を追求する組織ではないことや「相互扶助」の事業理念に共感し、選考に応募。選考途中で出会った職員の人柄に魅力を感じたことが、入会の決め手となる。
現在の業務内容
各種法令に基づいた
審査方法や内容を企画。
「ひと・いえ・くるまの総合保障」の「ひと」の共済において、法令等に対応した契約の引受審査基準の企画・整理を行っています。組合員・利用者が生命共済に加入を申し込むと、JA共済連で定めた引受基準や規定に基づいてJAや引受センターが審査を行い、引受が可能かどうかを判断しています。その中で私が所属しているグループが担当しているのは、申込者が社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力に所属していないか、他人になりすまして申し込みを行っていないかなど、JA共済連で定めている基本方針に基づいた審査方法や審査内容について企画する業務を行っています。
例えば、ご加入時に高額な共済掛金を一括で現金で納入される場合などは、法律で定められている資金洗浄(マネーロンダリング)の供与防止の観点から、さまざまな確認事項が必要となります。そのための審査マニュアルの作成や申込内容を精査するためのシステムの導入などを企画しています。
業務の魅力
全国の職員に影響する
責任の大きな仕事。
一つの審査基準を企画するにあたって、システム部門や事務部門、場合によっては普及部門や引受センターなど、多くの関係部門との調整が必要です。関わる人が多いため、それぞれの都合を考慮しすぎると、本来の目的を達成するのが難くなることも多くあります。そのため、優先順位を決めてバランスを取りながら関係部門と調整することが重要でもあり、難しくもあります。私自身は人と仕事をすることが好きなので、この調整業務にも面白さを感じています。
また、実際に引受審査を行うのは、窓口となるJAの職員や引受審査を専門的に行う引受センターの職員です。関わる方々が「わかりやすい」「業務がしやすい」と感じられる審査基準やマニュアルを作成することは、全国の職員に影響を与える大きな業務であり、その点にも魅力を感じています。
心がけていること
仕事も育児も、完璧を求めすぎない。
2022年に育児休暇から復帰し、現在は時短勤務制度を利用しながら働いています。これまでは仕事の時間を気にせず満足いくまで取り組むことができましたが、今は時間制約のある中で仕事をしなければならず、さらに子どもの体調不良などで突発的に休暇を取らざるを得ないことも増えました。そのような環境下で仕事の優先順位付けやスケジュール管理、対応可能な業務量を把握する大切さについて身を持って感じ、日々それらを考えながら業務に取り組むようになったことが自分の成長です。
特に私自身で変わったのは意識です。仕事に復帰した当初は、仕事と育児の両方とも「100%やらなければ」と思い、自分自身をとても追い込んでいましたが、例えば資料作成にしても6〜8割作成した時点で一度上司に報告し、方向性を確認するといった工夫をすることで、より時間を有効的に使えるようになりました。また、周囲からのサポートや温かい声がけ、さらには在宅勤務制度も本当にありがたいと感じています。
今後挑戦したいこと
支えられる側から、今後は支える側へ。
入会してからずっと生命共済の引受審査に関する業務に携わっています。まだまだ学ぶことは多いと感じているものの、年次的にも同じ部門の後輩指導や育成に力を入れていきたいです。そして私自身としてはその道のプロフェッショナルになりたいと考えています。そのためには現在の業務だけではなく周囲の業務を知り、幅広い視野を持つことも必要となることから、未経験の関連部署でさまざまな経験を積んでいきたいです。
現在、子育てをしながら働く中で、周囲の人たちには本当に支えてもらっています。そのような方々に今度は私が恩返しできるようになりたい。それが私の目標です。
キャリア
2015 |
入会。全国本部 業務部 生命建物契約グループに配属。生命共済の引受審査に関する業務を担当する。 |
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2019 |
西日本引受センター 生命建物契約室 生命契約第4グループに異動。生命共済の引受審査・決裁業務を担当する。 |
2021 |
産休・育休を取得(2021年2月〜2022年3月) |
2022 |
全国本部 業務部 医務グループに復職。加入お申し込みの際に必要となる病歴の確認など生命共済の医的審査に関する業務を担当する。 |
2023 |
全国本部 業務部 生命契約グループに異動。生命共済の引受審査・法令対応に関する業務を担当する。 |
代表的な一日のスケジュール
8:30
出勤(時差出勤制度活用)、
前日作成した資料や重要な資材の最終確認等
9:30
都道府県本部・引受センターからの照会対応
10:30
グループミーティング
12:00
昼食・休憩
13:00
資材改訂作業
15:00
業務の進捗確認、翌日の準備
15:30
退勤(時短勤務・時差出勤制度活用)
OFF TIME 休日の過ごし方
一人だけの時間ができたら
本を読んでリフレッシュ。
子どもがまだ小さいので普段は家族で過ごすことが多いのですが、通勤電車内など一人時間ができたときは本を読んでリフレッシュしています。翻訳小説で海外の雰囲気を味わったり、エッセイでほかの人の考えや感じ方を知ったりすることが好きです。