全国本部/仕組開発部門
全国域総合職
MISSION
無数の選択肢から、
最善の保障を
模索する。
Interview 01
DAI kishimoto
Interview 01
全国本部 開発部
自動車開発グループ
岸本 大
(2014年入会)
「自分の知識や知恵を活かして多くの人に良い影響を与えられる」仕事に就きたいと思っていた頃、JA共済連と出会う。日本中を網羅する事業基盤や、多様な保障領域に魅力を感じ、入会を決意。
仕事相関図
数理部門
掛金率水準(値段)やリスク管理について相談する。
普及推進部門
保障ニーズや普及推進の方針について相談する。
引受審査・
支払査定部門
引受審査基準や支払査定基準について相談する。
事務・システム部門
システム対応や事務手続きについて相談する。
自分のアイディアが、
共済事業の根幹を担う。
「ひと・いえ・くるま」の保障領域のうち、「くるま」の分野である自動車共済の仕組開発を担当しています。仕組開発の仕事は、大きく3つのステップに分けられます。1つ目は、共済の仕組みを設計する「企画・設計」。社会保険、社会環境、保障ニーズ、生損保の動向について調査し、仕組開発の大きな方針を策定。その後、多くの関係部署と協議を重ねながら、保障内容や共済掛金など、仕組みの骨格をつくりあげていきます。2つ目は、つくりあげた共済の仕組みを共済約款(=契約書)などに規定として落としこむ「規範作成」。3つ目は、新しい仕組開発に関する農水省の認可をとるために、その必要性などをプレゼン・交渉する「行政手続き」です。JA共済の自動車共済は、一般的な乗用車や貨物車から農業機械まで、幅広い種類の自動車を保障対象としています。それゆえ、それぞれの自動車の特性に合わせた適正なリスクを想定したうえで、「万が一」の際に組合員・利用者にきちんと保障を提供できるよう、仕組み内容の細部にまで気を配って開発を行っています。自分が考えたアイディアが共済という形になり、実際にライフアドバイザーの方々に普及推進されて組合員・利用者などの生活に役立てられていく。共済事業の根幹を担う面白さがあります。
「最善の保障とは何か」を必死に模索し、
「未来を支える」という使命を果たす。
JA共済連には、若手にも重要度の高い開発案件を任せることで成長を後押しする風土があります。入会して2年目、「家庭用・一般用自動車共済の一本化」という大規模な仕組改訂に取り組みました。当時はまだ基礎レベルの知識しかなかったため、必死に仕組みを研究しながら改訂業務にあたりました。納得がいく仕組みをリリースすることができたのは、経験豊富な職場の先輩方のサポートがあったからこそ。自分一人の力では乗り越えられなかったと思います。この案件を担当したことで、仕組開発の業務をひと通り習得し、独り立ちできるまでに成長することができました。しかし、自動車共済を取り巻く社会環境は著しく変化しており、仕組みに対するニーズも刻々と変化するため、より大きな安心や満足の提供につながる情報をキャッチアップする努力は惜しみません。自動車業界の新聞や関連サイトのチェックは毎朝の日課として、業界団体や官公庁が主催するセミナー等にも率先して参加し、情報収集に努めています。未来を予見することは簡単なことではありませんが、環境の変化にアンテナを張り続け、「最善の保障とは何か」と絶えず模索することはできます。私たちは組合員・利用者の未来を支える使命を担っており、それを果たすためのツールが仕組みであると考えています。
変革の時代に置かれているからこそ、
自動車共済の仕組開発は、これからが面白い。
自動車業界は百年に一度の大変革期にあるといわれ、自動運転技術の急速な進展や、カーシェアなど所有形態の変化も予期されています。一方で、そのような環境の変化は、ハッキング犯罪など、新たなリスクを生み出します。そのような潜在的リスクをいかに脅威として認識し、保障内容に落とし込んでいくか。言い換えれば、新しいことに積極果敢に挑戦できるダイナミックな時代に置かれているということで、自動車共済の仕組開発は、これからが面白いと考えています。また、現在私は仕組開発業務と並行して、「JA共済連として今後どのような仕組みを提供していくべきか」という、自動車共済の5年後、10年後の未来を描くミッションにも取り組んでいます。日夜プランを練るなかで、私が生み出していきたいのは、自動車を利用する日本中の人々の生活を根底から支える「先駆的な仕組み」です。例えば、高齢化等の社会構造の変化を捉えた仕組みをつくれないか。農業機械を対象とした保障であれば、収穫時期や気候変化等の農業特有のリスクを反映した仕組みをつくれないか。誰のことを考え、どういった場面を想定するかで、仕組みづくりの可能性は数限りなく広がります。また、仕組みは「万が一の備え」というイメージが強いですが、事故防止や被害軽減といった「予防」の仕組みも充実させられないかと模索しています。こうした先行研究を積極的に進めて欲しいと上司からも後押しされており、やりがいは尽きません。従来の自動車共済、仕組みの固定概念に囚われず、より柔軟な視点で組合員・利用者にさらなる安心・満足を提供していきたい。そう考えています。
キャリア
2014年 |
入会。全国本部 開発部 自動車開発グループに配属。先輩職員とともに新たな仕組みの規範や農水省の認可取得に向けた資料作成等に携わる。 |
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2015年 |
家庭用・一般用自動車共済の一本化、特約新設などの大規模な仕組改訂を経験。開発部の主要業務をひと通り学ぶ。 |
2017年 |
契約手続に係る仕組改訂を主担当。先輩職員の異動によりグループ内の中心的な役割を担うこととなり、業務全般の統括等を通じてさらなる成長を実感。 |
2018年 |
農業者向けの仕組改訂を主担当。並行して中長期的な仕組開発の方向性策定等に携わる。 |
休日は、自分の知らない世界を
体験できる大切な時間です。
美術館や博物館に行くことが好きで、特に東京都写真美術館で毎年開催されている「世界報道写真展」には、大学時代から欠かさず足を運んでいます。また、結婚してからは自分一人では行けないようなレストランやカフェに妻と出掛けることが増えました。自分の世界を広げるための大切な時間です。