Career & Life Event

Special Contents

一人ひとりの
働き方

Career & Life Event

Episode 03

職員全員が
働きやすい環境を

Episode 03

市川 道子

全国本部 普及部
税務・ライフプラングループ
2002年入会

JA職員だった祖父が農家組合員から様々な相談を受けている姿を見て、JAと組合員の家族のような‘絆’に感銘を受けるとともに、組合員の生活を守る共済事業に魅力を感じてJA共済連に入会する。

Career

2002-2006

入会:全国本部 普及部 自動車推進グループに配属

2006-2009

静岡県本部 普及部 普及企画グループに配属

2009-2013

全国本部 開発部 開発企画グループに配属

2013-2022

全国本部 調査広報部 事業広報グループに配属

2017

第一子 産休・育休制度を取得(1年9か月)

2019

第二子 産休・育休制度を取得(1年4か月)

2022

現在:課長昇任 全国本部 普及部 税務・ライフプラングループに配属

01/06

現在の業務内容は?

所属する全国本部 普及部 税務・ライフプラングループは、主に共済掛金や共済金に関係する税金の取扱いをはじめ、公的保険制度や相続対策などの人生設計に役立つ情報について、ご利用者に適切にお伝えするための職員研修や説明資材の作成などをしています。税制改正が共済に与える影響を検証するのも重要な任務です。専門的で難解な内容をいかに分かりやすく興味を持ってもらえるように表現できるかがプロとしての腕の見せ所なので、CFP、税理士、社労士の資格を持つグループメンバーの知見と自分の県本部や広報時代の経験を活かしながら、毎日喧々諤々仕事をしています。

02/06

キャリアのターニングポイントになった業務は?

一つが静岡県本部への転勤です。それまで全国本部で自動車共済推進の方針や方策の企画を担当していたのですが、県本部ではその企画の具体化やJAへの実践支援を担当することになり、その分野の知見を深めることができました。また、熱血上司や先輩たちに恵まれ、実践にあたっては、JAと対話を重ね、その地域の現状や抱える課題を踏まえたきめ細かい支援を行うことの大切さを教わりました。全国本部に戻っても、この“現場に寄り添う”気持ちを忘れず、自分の職責を果たしていきたいと強く感じたことを覚えています。

もう一つは業務ではありませんが、出産経験です。出産により環境が大きく変わり、自分自身の働き方や家族との協力体制を見つめなおす良い機会になりました。

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03/06

管理職として心がけていることは?

JA共済がこれからも地域社会に価値ある存在であるために、職員一人ひとりがそれぞれの業務の本質的な目的をしっかり捉えて、その業務を通じてその先にいる組合員・利用者に安心を届ける。その積み重ねが大事だと思っています。そんなことをメンバーと共有しながら、有意義な仕事ができるよう努めています。

また、一人で仕事を抱え込まないように定期的にミーティングをしたり、時には他愛もない世間話をしたりして、いつでも気軽に相談しあえる雰囲気づくりを心がけています。

家族の協力も欠かせません。子どもが急に熱を出しても出勤しなければならない時もあるので、そんな時は夫にバトンタッチできるよう日頃から家族で話をしています。

04/06

女性管理職の意義とは?

基本的には男女間に性差はあれども職務や職責に差はないと考えているのですが、社会的な傾向として、女性は男性より仕事以外の役割を多く求められがちで、結婚や出産などで自分の働き方を選択し直す機会が多いと思います。私自身も、妊娠・出産から乳児期の期間は働き方を大きく変えざるを得ませんでした。個人差はありますが妊娠中はつわりなどの体調変化に悩ませられ、職場復帰後も度々子どもの発熱で保育園から呼び出され、定時の労働時間でさえ思うように確保できないことも。そんな一当事者となって初めて働き方を根本から見直す必要にかられ、その際に「様々な事情を抱える職員一人ひとりが、柔軟に自分にあった働き方ができる環境」の必要性を実感しました。

そのような感覚を持った管理職が増えることは、多くの職員の働きやすさの実現にもつながりやすくなるのではないかと感じています。

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05/06

今後、女性活躍を推進するためには?

ひとくくりに女性といっても多種多様です。まずは女性目線の気づきを収集することにあると思います。その中でも女性の離職理由は出産育児が多く、3歳未満の子どもを持つ女性の就業率が低い傾向は顕著なので、国には子育てしながら無理なく働き続けられる社会づくりの推進を期待します。

例えば、夫婦が同じ目線で育児ができように男性の育休取得の促進や育休期間の選択化、さらに子どもが3歳になるまでの期間、断続的に取得できるようにするなどの制度の柔軟性も大切です。また、それらを実現するには職場単位で長時間労働の是正にも取り組む必要があると感じています。

06/06

入会を検討している学生へのアドバイス

JA共済連では企画・開発など多様なフィールドで女性が活躍しています。それだけではなく経験や年数を問わず、若手職員にも大きなやりがいと活躍の場があります。JA共済連は70年以上にわたり、「相互扶助」を理念に組合員の安心や幸せを追求してきました。先人たちのバトンを受け継ぎ、新たな時代においても地域社会にとって価値あるJA共済連であり続けるため、今あらためて原点に立ち戻る必要があると感じています。そのような転換期に必要なのは新しい発想です。協同組合の仕事に興味を持った方、仕事を通じて成長したい方、社会に貢献したい方はぜひ説明会にお越しください。

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